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【Dr.Pennyの手に入れたッ!】SIGMA 30mm F1.4 EX DC / HSM(フォーサーズ用) [カメラとレンズの話]

ようやく購入できたフォーサーズ用のシグマ30mm F1.4、実際に使ってみた感想をお話しようかと思います。専門家ではないので、感想文程度のものです(笑)。たいしたインプレッションにならないですが、このレンズを検討されている方の参考に、また決定の際の一助になれば幸いです。

このページの写真、(当然ですが)撮影はすべて以下の機材を使用しています。

ボディ:OLYMPUS E-1
レンズ:SIGMA 30mm F1.4 EX DC / HSM

撮影場所は週末に行った「浜松」です。サンバのイベントに参加した際の被写体さんたちです。

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【快適度アップ】
実は以前からフォーサーズレンズにはF2を下回る「とても明るいレンズ」は存在しませんでした。個人的にもF2の50mmマクロが最高だったので、F1.4という値はフォーサーズでは未体験ゾーン。まず「かなり快適になった」というお話になっちゃいますね。

この週末はいまひとつ天気が優れなかったのですが、そういう時こそこの「F1.4スタート」が効きますね。安心感が違います。かつてE-1では見たことも無かったようなシャッタースピードの値が示される度にニヤニヤ笑いながら(気持ち悪いな)撮影している自分がいる。

何しろシャッターのキレが違う。ISO感度を無理に上げなくても手ブレが発生しづらい。プログラムでサクサク撮っても安心。シチュエーションごとの絞りの選択肢も増え、快適性はかなりアップしました。あちらこちらで何度も言われ続けていたことですが、こういうレンズこそ「最初から必要だったんじゃないか」と思えてしまいます。何故今まで無かったんだろう。

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【画角について】
35mm換算で60mmの標準に近いレンズです。私はどのレンズでも「何にでも使っちゃう派」なので、このレンズが「何に向いている」とか、そういう話は苦手なのですが、さほど寄れないのでマクロ撮影にはやっぱり無理があります(笑)。でもスナップには使いやすく、ポートレートでもイイ感じです。思っていたよりも私には丁度イイ画角でした。



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【解像度とか色とか】
コントラストは高いと思います。解像度は(あまり良い条件で撮影してないので)すぐには分りません。室内撮影の500万画素ISO400開放付近で、と考えれば必要にして充分だと思います。まあ解像度は画素数の多い機種で見た方がイイですしね。これはもっと明るい状況で色々と撮ってみて、またそのうちアップしたいと思います。

私がE-330とかE-500とか持っていればよかったのですが、「E-システム第二章」がスタートする来年のために(笑)高画素フォーサーズボディは「今は我慢」しているので、ある程度は仕方ないです。

こまかいレポは次回以降に譲りますが、色はZDとは「違う」と感じました。おそらく皆さんが一番気になられている部分を後回しにしてしまうのが何か申し訳ないですね(笑)。違うと感じてしまったので今度

賛同企業対決
「シグマ30mm F1.4」 vs 「ZD ED50mm F2.0」

とかやってみたいと思います。
いや、いっそのこと

同機種対決
「シグマ30mm F1.4(4/3用)」 vs 「シグマ30mm F1.4(EFマウント用)」

とかも面白そうな気がします。解像度に限らず試してみたい事は尽きません。いつか比較テストをやってみようかな。期待せずに待っていてください。

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【ボケる幸せ】
ボケはこんな感じです。下の写真はF1.6ですがイイ感じのボケだと思います。

何せ今までF2より開放したことが無かったのですから、ついつい開放付近で撮りたくなる。ボケはやっぱり出せるに越したことはありません。特にフォーサーズはボケ量的に他規格よりも多少ハンデがあるので、今後はこの「F1.4からのボケ」がポートレート時にも威力を発揮してくれることでしょう。

室内手持ちでイケる幸せ。やはり「明るい単焦点の威力」というか、かつて三脚なしでは難しかった撮影が可能になるのは嬉しいかぎりですね。

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【超音波モーター】
30mm F1.4の「売り」は大きく二つ。大口径でF値の小さなレンズあること、そして超音波モーター付きであること。シグマの超音波モーター「HSM」はEOSで使っていたので、その操作感は体験していたのですが、何せフォーサーズとしては初の超音波モーターでもあるので、どうなるか期待していました。

結果からいうと「いまひとつ」です。「スッ」と動いて「スッ」と止まるのではなくて、「スーッ」と動いて「フッ」と止まる感じです。E-1に付けたときのAF動作音は無音に近いもので、またAFそのものも正確で満足ですが、決してフォーカススピードが速いとはいえず、その部分に関しては「もっと頑張ってくれ!」いう感じです。同じレンズでもEFマウントでは(純正にはかなわないものの)そこそこ高速だったので、おそらくレンズ側のだけの責任では無いでしょう。まあそこは10年以上も前から超音波モーターを開発し採用しているEOSとはキャリアが違うので、致し方ない部分かもしれません。

私はE-1でしか検証していませんが、オリンパスをはじめフォーサーズの賛同メーカーはもっと共同研究・開発をしてもらって、そういった部分をこれからどんどん改善していってもらいたいものです。何せ横のつながりが可能なオープン規格なんですから。

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【総論】
最後になりましたが、少々の難点はあるものの、その「明るさ」や「写り」など総じて満足度は高く、フォーサーズユーザーの私には「お出掛けのお供」というか「使える武器」が増えたという感じです。シグマからこういうレンズが出てくれるのは頼もしい限りですね。今後は賛同メーカーのライカからも(相当に高額になるでしょうが…)25mm F1.4という明るい単焦点が出てくるので非常に楽しみです。

さあ、お次はズイコーデジタルの番ですよ!!


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