EF-S17-55mm F2.8 IS USM

私にとってはじめてのISレンズです。これを買ってから少しぐらい暗い場所でも、気にせず撮影してしまうようになりました。

撮影：Canon EOS 20D

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IMAGE STABILIZER（※リンク）
一般に手ブレの心配のないシャッター速度は（1/焦点距離）秒以上とされています。特に焦点距離の長い望遠レンズの手持ち撮影では、手ブレが発生しがちです。これをさけるため、キヤノンは世界に先駆けて手ブレ補正機構を持つIS（ImageStabilizer）レンズを開発。よりスローシャッターが使える、絞り込めるのはもちろん、シャッター速度約2段分または、約3段分の補正効果で望遠レンズの撮影領域を大きく広げます。さらにLタイプには手ブレ補正モード2を搭載し、流し撮りにも対応しています。(EF24-105mm F4L IS USMを除く)
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撮影＠通販ショップ用：Canon EOS 20D

EOS 20Dで使える明るい標準ズームが欲しかったんですよ。真っ先にこの17-55mmが浮かんだんですけど、できれば銀塩でも使えるやつがよかった。で悩んだんですよ、銀塩で私がよく使っているEF17-40mm F4L USMと画角が思いきり被るでしょ？

いっそフルサイズ移行を意識して、EF24-70mm F2.8L USMにしようかと思ったのですが、デジタルだと広角が足りないし、レンズ本体も長すぎるし予算もオーバー（笑）。また、EF24-105mm F4L IS USMという選択肢もあったのですが、ISは付いていても、やっぱりF4が「暗い」と感じてしまったのでそれもナシ。

それ以外にも

手ブレ補正レンズを買うべきか（そもそも必要なのか）どうか
ボディ内蔵の手ブレ補正機能に（そのうち）移行するのではないか
キヤノンが（エントリー機だけでなく）APS-Cを継続するのかどうか
（それを考えると）デジタル専用レンズを買い続けて大丈夫なのか
シグマのDCシリーズの方が（安いので）投資に対する危険が少ないかも
そもそも実際、私がフルサイズに（大金を出してまで）移行するのかどうか

なんて色々（どうせ私がコントロールできないような）余計なことを考えながら、悩みに悩んで。でも欲しかったから結局デジタル専用レンズのこいつを購入しました。悩んだ割には買って良かった。大満足です。

デジ専17-55mm F2.8は、ライバルのニコンDXフォーマットからも超高級レンズが出ていますが、それを持っているニコンユーザーの友人に言わせると「やっぱ少しでも軽い方がイイよ（笑）」とのこと。写りはどうかしりませんが価格からしておそらく凄いレンズなのでしょう。でもあちらさんには手ブレ補正は付いてませんし、以前18-55mmのセットレンズを使っていた私にはこれで充分過ぎるくらいです。

ナイキ、タイガー・ウッズのゴルフキャップを撮影、ピンが当たったところを等倍表示で拡大してみます。

撮影：Canon EOS 20D（下：等倍トリミング）

笑っちゃうでしょ？
切り出しただけで、シャープとか一切掛けてませんからね。

いやスゲエ・・・室内で、しかも手持ちで撮ったこの写真、恐るべきはISの威力。EF単焦点にも負けてない写りです。Web限定ならマクロレンズいらなくなっちゃいますね（笑）。

＜手ブレ補正レンズを使ってみた感想＞
本来ボディに内蔵している方が、何かと「おトク」な感じがしていた手ブレ補正ですが、IS（イメージスタビライザー）とはよく言ったもので、カメラを構えてファインダーの中を覗いても手ブレによる像のブレがありません。レンズ内から「チーチー」鳴っていて気になりますが（笑）、まるで一脚でも使っているかのような安定感です。これは手放せなくなるかもしれませんね。何となく「手ブレ補正レンズ」の人気の高さが分ったような気がしました。

サードパーティー製のレンズも良いけど、純正ならではの安心感と性能の高さは、やはりあると思いました。

一つだけ気になった事、やはり大きくて重いです。得られる画角に対しての機動性は正直悪い。この辺りは画質とトレードオフなのでしょうが、正直何とかならないものですかね。クルマじゃないと撮影に行く気になりませんもの。気軽にスナップ撮影に行くときは、やっぱり単焦点2本ぐらいで出掛けちゃう私なのでした。

http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef_s/ef_s17_55_f28/index.html

タグ：Canon EOS 20D EF-S17-55mm F2.8 IS USM