私のバンドって? [業務連絡・音楽的な日常]
撮影@
ドラムに弾き語りは存在しません。
達人になると嵐を呼んでしまう「ドラムソロ」などというモノも存在しますが、ドラムだけでは長時間聴いて頂ける音楽にならないので、やっぱり合奏してもらえる仲間が必要。ドラマーが演奏をしようと思ったらバンドという形態を取ることが必須なのです。
時には友人らと共に、時には先輩から頼まれて、あるいは知らないバンドを音楽仲間に紹介してもらったりと、基本「誘われるがまま」やってきたので、私、自分発信でバンドを作ったことがありません。ドラマーの絶対数が少ないということもありますが、おかげさまでバンド(演奏するところ)に困ったことがないんです。そして有難いことに、嫌いな音楽や嫌いな楽曲が(ほとんど)ありません。歌謡曲からハードロック、ラテンやジャズに至るまで、(演奏が上手いかどうかはともかく)どんな音楽をプレイしても楽しいし、必ずそこには学ぶべきポイントや、技術的に克服したくなる箇所があって全然飽きないからです。
で最近、ふと気が付くと
本当に自分が演奏したい音楽って何だろう。
って考えることが多いです。
たとえば音楽関連のプロフィールを伝えるときに、好きなドラマーはどんどん浮かぶのですが、好きなアーティストとか、好きな曲とか訊かれても多すぎてパッと答えられない。こういうのに限って「あれも好き、これも好き」っていうのは、一般的な優柔不断とは違うと思いますし悪いことではないでしょうが、我ながら雑食すぎて「何だかハッキリしないなあ」という印象です。なので実はここ数年、これからやりたい音楽、コピーしてみたいバンドやミュージシャンを、思いつくままコンセプトとともに書き出したりしています。そこにはアイルランドのツインギターなハードロックがあったり、衣装にも拘ったYMOのクローンバンドがあったり、ティン・パン・アレーな荒井(松任谷)由実があったり、70年代スティービー・ワンダーがあったりと私にとって「何でもオッケー」な世界。身体はひとつで音楽をやれる時間も限られていますが、こうして色々と考えているときが何より愉しい時間なのかもしれません。
いやそれにしても、
ドラムも良いけど、なんだか歌いたい(笑)
と思ったりする今日この頃です。カラオケでも行こうかしら♪
今日のBGM:Sade / Sweetest Taboo
あー、この曲やりたい!!
コメント 0